2011年 04月 16日
遺伝子を放射線から守らないとね |
原発災害のニュースが流れていますが、
放射性物質の何が怖いのか?何に気をつければよいのか?を簡単にまとめて見ました。
学生の頃の知識を元にまとめていますが、詳しくは各分野のサイトを見て補足するとよいと思います。
まず、放射性物質は、毒劇物と違います。
毒劇物は、体内に入って化学反応により生体機能に悪影響を与えます。
古来より毒劇物は存在し、ある程度の量までは自浄作用が働き完治する事が出来ます。
(毒劇物によっては、体内に蓄積します。また、次の世代に影響を与えます)
放射性物質は、不安定な原子が崩壊し安定した原子になる際に、エネルギーを放出します。
そのエネルギーが放射線です。
放射線には種類があり、能力には違いがあります。
α線=ヘリウム原子(透過力小 破壊力大)
β線=電子(透過力中、破壊力中)
γ線=波長の短い光(X線)(透過力大 破壊力小)
放射線の働きを身近な処で例えると、
紫外線(波長の短い光)と皮膚ガンの関係になります。
紫外線に当たっていると肌が茶色くなります。
更に紫外線に当たっていると、個人差がありますが、皮膚がんになります。
これは、細胞内のDNAが傷つけられガン化し、免疫機能で抑えられる量を超えた時に発生します。
それなので、オゾンホール問題の時に大騒ぎになったのはガンの発症を恐れての為です。
(オゾンホール問題は、植物や他の生物にも影響が出て食糧問題に発展します)
さて、放射線の体外被曝の場合は、紫外線の時と同じになります。
肌が茶色くなるかは、分かりませんが ガン化します。
東海村のJOC災害では、体外被曝ですが中性子線?の為、透過力が高くしかも、大量だったので
体内深くまで入りDNAを沢山破壊したため、当時の作業員は数日?で亡くなりました。
今回の福島原発災害、
体外被曝に関しては、住んでいる場所にも因りますが、体外被曝が直ちに影響を及ぼすとはいえないでしょう。勿論、免疫機能の能力を超えるガン化した細胞が出来れば大変な事になります。
つまり、年間被爆量を1日で浴びると一度に沢山のガン化した細胞が出来る可能性があります。そうすると免疫機能で処理できなくなります。
それなので、免疫機能の処理能力を考え被爆量は平準化する事が大切です(管理が可能なら)
体内被曝の場合は、カルシウムと似た性格の放射性セシウム・放射性ストロンチウムが骨や筋肉に溜まります。
骨の内部には骨髄と言って血液・免疫機能を作り出している部分があります。そのそばに放射性物質が留まり数十年単位で放射線を出しDNAを壊し続けます。そうすると、免疫機能が損なわれ風邪でも治せなくなるような状態(症状はHIVと一緒です)
それなので、体内に放射性物質を蓄積しない様に生活をする必要があります。
また、大人が平気でも、子供には食べさせてはいけないもの、させてはいけないものがあります。
子供の苦しむ姿は見たくありませんからね。
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放射性物質の何が怖いのか?何に気をつければよいのか?を簡単にまとめて見ました。
学生の頃の知識を元にまとめていますが、詳しくは各分野のサイトを見て補足するとよいと思います。
まず、放射性物質は、毒劇物と違います。
毒劇物は、体内に入って化学反応により生体機能に悪影響を与えます。
古来より毒劇物は存在し、ある程度の量までは自浄作用が働き完治する事が出来ます。
(毒劇物によっては、体内に蓄積します。また、次の世代に影響を与えます)
放射性物質は、不安定な原子が崩壊し安定した原子になる際に、エネルギーを放出します。
そのエネルギーが放射線です。
放射線には種類があり、能力には違いがあります。
α線=ヘリウム原子(透過力小 破壊力大)
β線=電子(透過力中、破壊力中)
γ線=波長の短い光(X線)(透過力大 破壊力小)
放射線の働きを身近な処で例えると、
紫外線(波長の短い光)と皮膚ガンの関係になります。
紫外線に当たっていると肌が茶色くなります。
更に紫外線に当たっていると、個人差がありますが、皮膚がんになります。
これは、細胞内のDNAが傷つけられガン化し、免疫機能で抑えられる量を超えた時に発生します。
それなので、オゾンホール問題の時に大騒ぎになったのはガンの発症を恐れての為です。
(オゾンホール問題は、植物や他の生物にも影響が出て食糧問題に発展します)
さて、放射線の体外被曝の場合は、紫外線の時と同じになります。
肌が茶色くなるかは、分かりませんが ガン化します。
東海村のJOC災害では、体外被曝ですが中性子線?の為、透過力が高くしかも、大量だったので
体内深くまで入りDNAを沢山破壊したため、当時の作業員は数日?で亡くなりました。
今回の福島原発災害、
体外被曝に関しては、住んでいる場所にも因りますが、体外被曝が直ちに影響を及ぼすとはいえないでしょう。勿論、免疫機能の能力を超えるガン化した細胞が出来れば大変な事になります。
つまり、年間被爆量を1日で浴びると一度に沢山のガン化した細胞が出来る可能性があります。そうすると免疫機能で処理できなくなります。
それなので、免疫機能の処理能力を考え被爆量は平準化する事が大切です(管理が可能なら)
体内被曝の場合は、カルシウムと似た性格の放射性セシウム・放射性ストロンチウムが骨や筋肉に溜まります。
骨の内部には骨髄と言って血液・免疫機能を作り出している部分があります。そのそばに放射性物質が留まり数十年単位で放射線を出しDNAを壊し続けます。そうすると、免疫機能が損なわれ風邪でも治せなくなるような状態(症状はHIVと一緒です)
それなので、体内に放射性物質を蓄積しない様に生活をする必要があります。
また、大人が平気でも、子供には食べさせてはいけないもの、させてはいけないものがあります。
子供の苦しむ姿は見たくありませんからね。
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by skrying
| 2011-04-16 23:04